2017年12月17日日曜日

♯165「チェスをかじる旅」

西垣です。
「チェスをかじる旅」が新作放送されました。
もうこれしかない!これだけでいく!
というのを我々は「谷回」と呼んでいます。

普段の放送回が登山のようなものだとすれば、
谷の深いところに、突入する、闇の深淵をのぞくようなのが「谷回」です。

このチェスのオープニング部分の台本をのぞいてみますと、


このト書きの一文がなんとも「谷」らしい始まりです。
情感たっぷりですね。

で、今回のはじまりでいえば、
酒井さんが一人。


旅の地図である、台本がいきなり役に立たなくなってしまいました。
とりあえず旅は道連れと諏訪さんを早速呼び込みます。
石田・酒井の両MCは不安になってくると、すぐゲストを呼び込みます。
先に「谷」に行っているので、ずるっとゲストの足を引っ張る。

何も聞かされずに始まった「チェスをかじる旅」


不安に襲われた諏訪さんは、まゆげが「ハ」の字になっているし、
何か言いたげな酒井さんは、口が「へ」の字に曲がってしまってます、
顔を文字をひっつけて、企画が始まりました。

遅刻した石田さん。
起きたら「谷」だった珍しいパターンですね。

「頭をかかえる」という言葉のお手本のよう。



谷で待ち受ける盗賊・金丸くん。

入り時間の不満をぶつけてきやがる。

谷に巣食う怪人・欣也さん。

ここに来るまでに、とんでもない旅路に出ていたらしい。


怪人との対決は、国際試合なような緊張感。

そんな緊張感は一瞬で吹き飛び、
パラシュートで酒井さんは次の仕事へ。


もう谷はイヤだと思いながらも、一路は、
その荒涼感や、何もないなかでお互いを認め合う旅は、
いいものかもしれません。
♯165だからこそ潜れた旅先だったように思います。
ちなみこれは想定の台本。
全然ちがうゴールになるのも醍醐味でないでしょうか。
おしまい。

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