2017年7月12日水曜日

作家もこそっと書くブログ7 ヨックリマン

「ヨックリマンシールを開ける旅」、いかがでしたでしょうか。
放送終了後にこのブログを上げるような感じにしていきますね。
あとがきっぽく愉しんでいただけたらと。


真ん中にいるのが、朝日新聞の向井記者。
放送でも言ってますが、この方がビックリマンのマニアでして。
僕が岸田賞のスピーチで「いずれ、ビックリマンコメディをやりたい」
と言ったのを耳ざとく聞きつけ、
僕にビックリマン好きを打ち明けてくださったのが
この旅の始まりでした。

元々はね、演劇担当の記者さんとして、お世話になってたんですけど。
まさかそんな顔があるとは、という。

位置づけとしては、
「マニア回」の第3弾、ということになりますね。


「間違ってない鶴を折る旅」の、西田シャトナーさん。
「文房具コレクターの家にお邪魔する旅」の、きだてたくさん。

そして3人目が、ビックリマンの向井記者、という。

こういう方々って、出会おうとして出会えるものでもなく。
日々を過ごしていて、何年かに1回、たまたまの引き合わせで
出会うような方々ですので、そうたくさんやれる旅ではありません。

向井記者も、岸田賞に関する取材のときに、いきなりこの

「神聞報王スクーペン」をくださいまして。
「これは僕が、グリーンハウスさん
 (ビックリマンの絵を描いている会社)にお願いして
 描いてもらって、それを個人的にシールにしたものなんです」と。

さらに、放送では紹介できませんでしたけど、


この「千生申帝」もくださいまして。
「これは、まんだらけの『境外滅伝』というシールのコンテストに、
 自分の考えたキャラを応募して、当選して、
 おなじくグリーンハウスさんに描いてもらったものなんです」と。

たしかにこちらのページを見てみますと、
「兵庫県西宮市 MDさん」とあり、これは向井大輔さんでしょう。
しかもご自身の絵のまま載せられているという、
ちょっとした辱めを受けています。

この人なにやってんだろう、と思ったのと同時に、
「これは暗い旅いきだ!」と思い、
出演オファーを即、申し込んだのでした。

そして放送では、ご覧いただいた通り。
スーツケースにビックリマンを詰めて、はにかみながらも
喜色満面で登場してくださいました。出てもらえてよかった。


そしてもう一つ。
この旅には大事な要素があって、
それは、タイトルにもある通り「ヨックリマンシール」です。

実はもともと、こっちで旅を企画していたんでした。

ことの始まりは、昨年末のカウントダウン。
舞台上に「日来間 路手貴(ひくりま ろてたか)」なる男が現れ、


謎のシール「ヨックリマンシール」を次々と開封していったのです。


これは「成キン毒キノコ僧」。
どことなしか本多くんに、内面含めてそっくりです。

これはぜひ暗い旅でもやりたいな、と思い。
だけど「ヨックリマン」だけで、30分の放送っていけるんだろうか、
と、すこし腰が引けていたところへ、向井記者との出会いがあり。

かつてのビックリマンの販売方法よろしく、
抱き合わせで、ひとつの旅が出来上がったのでした。

そうしたわけで、「ヨックリマンシールを開ける旅」は。
「マニア回+コント回」という、暗い旅的には多牌ともいうべき、
たいへん贅沢げな回でした。
会議室でシールを見ていくだけでしたけど。

せっかくなので記事の最後に、
これまでに出た「ヨックリマン」をあげておきます。
結構これ、商品化の要望も多くてですね。
なにしろ「道端で売っている」、謎のメーカー「ヨッテ」の商品なので
(しかも予算がなくて、シールじゃなくてカードでしたね)、
販路が押さえられるかは、怪しいのですけど。


いまのところ、確認されているラインナップはこの6枚。
悪魔が多いこのバランスも、
古きよき旧ビックリマンを踏襲しているんでしょうか。

ちなみに、パッケージも昨年末と微妙に変わっていましたね。


これだったのが、


放送ではこれに。
ロッテさんへの配慮でしょうか。
ヨッテの謎は深まるばかりです。

2017年7月11日火曜日

作家もこそっと書くブログ6 tvkさんでのレギュラー放送が!

上田です。
気まぐれなタイミングでこのブログ書いていてすみません。


【ぜひ拡散】 が、 テレビ神奈川さんにて、今年も放送!しかもそのままレギュラー放送決定です!関東の皆様お待たせしました! 放送前にお便りコーナーやります。石田・酒井への質問やメッセージを 『』をつけて送ってください!


というツイートが、暗い旅公式アカウントから放たれました。
そうなんです、テレビ神奈川さんでレギュラー放送が決まったんです!

満願成就の日がやってきました。

tvkさんに放送希望のメールを出してくださったあなた。
ツイッターで「関東でも見たい…」とつぶやき続けてくれたあなた。
中々でない暗い旅DVDをしぶしぶ何度も観てくれたあなた。
本編が分からないのに「もっと暗い旅」を観つづけてくれたあなた。
タイムラインで実況だけが流れてくるストレスに耐え続けたあなた。

バタフライ効果の逆のやつです。
一人一人のちょっとずつの行いが、必然として未来を変えたやつです。
いやあ感動的です、本当にどうもありがとうございます。

放送地域は、tvkさんのサイトによると














こんな感じだそうです。広い!
僕らもふんどしを締め直さねばいけませんし、
しばらくは如実に意識してしまうかもしれません。
ぜんぜん面白くなくなったり。

放送日時など、詳しい情報は、
また公式ツイッターや、このブログでもお知らせします。
新作をそもそも2週間に1回しか作ってないので、
そこはどうするんだ、とか。

あっ、そして、tvkさんの放送では、
番組の冒頭というか放送前に、
お便りコーナーのようなものを設けることにしました。

なんの気負いもないコーナーですが、
せっかくなのでお便りやメッセージ、質問などを
石田・酒井あてにいただければ、
高確率で取り上げさせていただきます。
『#tvk暗い旅』をつけて呟いていただくだけ、という
シンプル極まりないシステムです。

それでは、新たに放送圏になった方は、
どうか楽しみを胸に、今しばらくお待ちください。
未だ電波の届かぬ地域の方々は、
さらにもうしばらくお待ちくださいね。

2017年5月27日土曜日

作家もこそっと書くブログ5 ラップ×長回し×RPG設定

上田です。
今夜の放送は、新作「フリースタイルまじでダンジョンの旅」です。

タイトルありき感がすごいですし、実際そうですけど、
「ラップ系企画」の、新機軸でもあります。


今回、景色がよかったからか、妙にきれいな画が撮れました(笑)
なのでそこも、今回の見どころなんですが。

なにしろ見どころは、
「男肉du Soleilの団長が、フリースタイルで、
 23分間、長回しの旅をする」というところです。

男肉の公演のときは、こんなふうな団長ですが。

ラップをするときは、こうなりまして。

僕はこっちの団長が、とてもクールだと思っているのと、
あと、ここだけの話ですが、プロデューサーの押谷さんが、
「うーん、男肉の裸は、テレビでは…」と、
以前かるく難色を示されたこともあり、
(ダンスバトル企画をやろうとしたんです)
交渉の余地はないことなさそうですが、そこはそれ、
団長にはとりあえず、ラップ企画でよく登場してもらってるんです。

「はじめてのサイファーの旅」
「2回目のサイファーの旅」
「長回しフリースタイルの旅」
「長回しフリースタイル2の旅」
「大宮サイファーvs四条大宮サイファーの旅」
「大宮サイファーvs右京サイファー旅」

と、ラップの旅は、数え上げてみたらそれなりの回数やってまして。
毎回、団長に旅を率いてもらってます。

「はじめてのサイファー」をやったのが、約5年前。
そこから、「ラップ企画は面白いから、
僕らでどんどん掘り下げていこうよ!」などと気炎をあげたまま、
もたもたしているうちに、世間の方が掘り下げてしまい、
今や空前のラップブームで、暗い旅でやるのも恥ずかしいほどに。
角田さんなんて、ラップ好きなだけに、
ふんわりしたラップ企画に出るのを、露骨に嫌がる始末です。

とはいえ、このまませっかくの灯を消すのもナンだし、
僕らなりのラップの旅を見つけたいよなあ、という思いもあり。
さりとて、スキルには、石田・酒井を筆頭に、
まったく頼れるところがないですから。
あとは、持ち前のとんちで、変化球を投げるしかなく。

そうして行きついたのが、
今回の「フリースタイルまじでダンジョンの旅」です。
結局引っ張られてますけど。タイトルに関しては。
でも、こっちの「まじで」は、本家とはずいぶん装いが違ってまして。

まずは、「長回し」。
これは先述したとおり、過去に2回やっていて。

暗い旅は正味23分間ですが、
それを丸々、長回しで収録してしまおう、という暴挙です。

この方法は、ご想像のとおり、とても危険が危なくて。
なにしろ暗い旅の命綱である「編集」が効かないわけですから、
へたすると、旅が地獄めぐりになりかねません。
撮ってしまうと、あとはテロップを入れるぐらいしかないのでね。

なので、「長回し」をやるときは、
事前準備の周到さと、あとは、団長の反射神経にかかってきます。
正直、団長じゃないと、やれない旅だと思っています。

そうやってリスキーなぶん、
旅ちゅうずっと漂う緊張感は、異常値です。
お客さんまで、見ていてハラハラすると言ってくださるほどです。
ご心配かけてます。
そしてこの緊張感こそが、あまりテレビでは感じたことのない種類の
面白さかなあ、と、僭越ながら考えているんです。

(生放送より、ある意味シビアかもしれないです。
 カメラだって一台なわけで。
 そして放送では、そのしびれる感じをより強調するために、
 2回挟まるCMを前後にずらして、真ん中のパートを長くしてます)

そして今回はこれに、
「RPG風の設定」を、上乗せしてみました。

僕らがこれまた暗い旅でよくやっている、「演劇」っぽい要素ですね。
「ぽい」っていうか、そっちが本業なので、
「ぽい」じゃなくちゃんと向き合え、という話もありますけど。

なにしろ、ドキュメンタリーバラエティである「暗い旅」に、
演劇とかフィクションの風味をたす、っていう味付けを、
僕らはとても気に入っていて。
昔からね、「サカイアローンの旅」とか
「ファミリーサケピューターの旅」とか、
くそパロディの茶番を、いろいろ好んでやってますけど。

今回は、「長回しラップ」に、
この感じをふりかけてみました、という旅です。
「ダンジョン」という言葉を真に受けて、
ケルト世界観のRPG風の設えです。

さあ。
「ラップ」×「長回し」×「RPG設定」
 =「フリースタイルまじでダンジョンの旅」。
鬼が出るか蛇が出るか。
会心の一撃が出てるといいなあ。

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余談ですけど、見ていくと、
こういう、野をかき分けるシーンが出てくるんですが。


このシーン、なんでか分かりませんが
すごい劇的だなあ、と思ったので、お気に入りです。
「暗い旅」の魂を引き受けたようなシーンだからか。

2017年5月18日木曜日

作家もこそっと書くブログ4 ドキュメンタリー回

すみませんご無沙汰してました、作家の上田です。
久々にまた書きます。

#150は「授賞式で寸劇を披露する旅」でした。

なにを隠そう私・上田が、
去年のヨーロッパ企画の公演「来てけつかるべき新世界」で、
「岸田國士戯曲賞」という栄えある賞をいただきまして。
それの授賞式に暗い旅が潜入する、という旅でしたね。
そして余興の寸劇がうまくいくかどうかを追いかける、という。

たとえばこの旅とか。
あと「北聖町南を優勝にみちびく旅」や、
「ヨロフェッショナル 永野の流儀の旅」もそうなんですけど。

僕らの中では「ドキュメンタリー回」と呼んでいるシリーズです。

つまり、番組のためにイチから立てた企画、ではなく。
授賞式とか運動会とか公演とか、そういう
「たまたまあった、ヨーロッパ企画まわりの行事ごと」に、
番組が便乗して、旅をする、ような回。

これ、ラクしてるなー、と、思われるむきもあるかもしれません。
実際はですね、「ちょっとラク」です。
言ってしまうと。

たとえば「激闘!ホイロスタジアムの旅」みたいなのだと、
ゲームのルールからなにから、全部イチから考えないといけなく。
こーれは、旅を作るのが、けっこうタイヘンで。
それに比べると、「ドキュメンタリー回」は、
そもそも「ある行事」に、密着してロケをするわけなので、
その点ではラクです。

じゃあどこで頑張っているのか、というと。
「行事に、カメラがぐいぐい入っていく、度胸と、待ったなし感」
ですかねえ。

そうなんです。僕らですべてをコントロールできる旅とは違って、
「行事」は勝手に進んでいきますから。
それこそ、僕らの番組なんか関係なく、行事は行事で進行しますから。
そして、「行事」は生き物ですから。
予期しなかったハプニングとか、聞いてなかった流れとか。
リアルタイムでどんどん発生するのが、「行事」の恐ろしさ。

なので、暗い旅クルーは、
「行事中、どんなことがあろうと、動じぬぞ」
「あわよくば、そうしたハプニングさえも、番組に取り込まんや」
という気概を胸に、ロケに臨むんです。

今回の「授賞式で寸劇を披露する旅」でも、
旅の途中、いろんな予期せぬことが、起こりました。
MCの石田・酒井が、授賞式のムードに気圧されて、
番組そっちのけになったり。
思いがけない来賓がパーティに来ていて、
カメラを向けていいのかまずいのか、とか。

そういう待ったなしのジャッジを、ロケ中のべつしながら、
果敢にカメラを回して、なるべく面白い時間を多く切り取る、
っていうのが、
大げさに言うと「ドキュメンタリー回」の、醍醐味ですかねえ。

今回の収録の冒頭で、
「カメラに構ってられないかもしれない」(酒井)
「今日に限っては、番組は重要じゃないと思う」(石田)
などと腰の引けた発言をするMC2人に対して、

鍋島Dが毅然と言ってのけた
「でも僕のスタンスは、番組として成立させるためには、
 カメラは回し続けますんで」という一言は、
五里霧中のドキュメンタリー回に、一筋のフォグライトとなりました。
いいこと言ったなあ、鍋ちゃん。

長く書いたわりに、中身ありませんでした。
このブログ記事も、ドキュメンタリー性ありますね。

授賞式の余興の全貌は、「もっと暗い旅」でどうぞ。

2017年5月12日金曜日

お久しぶりです。ディレクター鍋島です。

あさって放送の暗い旅、

我が上田誠が受賞しました『岸田國士戯曲賞授賞式』の模様、そしてそこで公開されました『寸劇』の、稽古から本番までのドキュメントを放送いたします。



番組内ですっかり気づきませんでしたが、この放送は記念すべき第150回放送なのです。

みなさまのお陰で大変感謝しております。

(といっても鍋島が関わったのは#137から)



(…じつはもっと前から…?)




いつもと違う暗い旅をご期待ください。


放送はあさって5月13日(土)24時
30分から!KBS京都5ch!


私鍋島の体力があれば、Twitterで実況リプライいたします。

(…たまに寝てしまったりしてます。すみません。)


視聴率の出ない我が番組の、みなさまの関心度合いは、Twitterでのリプがたよりなところがあります。

書いていただいてるかた、本当にありがとうございます!


ぜひ、書いてないかたも、見ながら、もしくは見たあとに番組の感想、細かければ細かいほど身に染みますので、みなさまお待ちしております。(もちろん実況リプも大歓迎!)


151回放送以降も、暗い旅をなにとぞよろしくおねがいします!


(ちなみに151回放送はご覧のメンバーでお送りします)



鍋島      

2017年4月8日土曜日

♯147「ヨーロックホームズの旅」未公開の未公開。

「ヨーロックホームズの旅」は、探偵たちが難事件の真相を暴く旅です!
角田さんは、コナン君。西村さんは金田一耕助イメージ。
そんな彼らが出会った数々の難事件。
「マーサム・ブラザーズ怪奇事件」
ボブさんが血を流して死んでいる、兄弟の悲しい事件。
「劇作家 怪死事件」
60年代の演劇が好きな男が起こした、劇的な事件。
紙吹雪舞い散る中、殺された劇作家。
「お笑い狂 事件」
お笑いにストイックな丸山交通公園さん。
部屋にはすごい量の貼り紙。
僕は「石橋を叩いて笑う」が好きです。
その実力に陰りが見えて、同期に殺されてしまった。
この旅は、最後の「サケソン刑事」との熱いやりとりもお楽しみの一つでした。
未公開の未公開は、マーサム・ブラザーズ怪奇事件での一幕。
「お兄さんは、もうこの世にはいない、弟の君が遺志をついで、
 頑張るしかないんだ」と諭すサケソン。
「兄者ぁああ」と泣き崩れるダイチくん。
この兄者が気にいったのが土佐探偵。
「兄者」がもう一回聞きたい。
そして、同じようなことをもう一回言う。
「お兄ちゃんの分までがんばらなあかんで」
ダイチ「そうっすね、そうっすね…」
と欲しい答えではない。
さらに、詰め寄る土佐探偵。
同じようなことをもう一回言う土佐探偵。

ダイチ「兄者ぁあああ」
兄者の引き出しに成功。
そして、笑う。
ちなみに、僕の本編のお気に入りの名シーンは、
・マーサム・ブラザーズ怪奇事件の真相VTR直後の、
 「ダイチあきらめんの、はやない!」
・60年代男のくそみたいな自白。
・お笑い狂事件のダニエルさんの第一声 です!



2017年2月25日土曜日

♯144「熱闘!ホイロスタジアムの旅」未公開の未公開。

西垣です。

「熱闘!ホイロスタジアムの旅」に入りきらなかった、ものを
「もっとヨーロッパ企画の暗い旅」
で公開しています。

その「もっと」でも公開されなかった「もっともっと」
幽遠な未公開をお届けします。

カイジの『限定じゃんけん』ならぬ『欣也じゃんけん』。
欣也じゃんけん…
石田と酒井はお互いの「手」が分からない。
京都の怪優・小林欣也さんの表情やジェスチャーを頼りに、
制限時間に何度でも変えることができるじゃんけん。
          
1回戦目は「欣也さんの表情」を頼りに行いました。

質問をすると、表情で返してくれる。
結局最後に「俺勝ってる?」と質問をした石田さんが表情を読み取り勝利。

さてここからが未公開。
時間はわずか数分のゲーム。
しかし、そこにはいくつもの葛藤、駆け引き、エゴ、欺瞞が
うずまく人間模様が。

2回戦目は「欣也にサイン」
石田さん、酒井さんがそれぞれ欣也さんにサインを仕込んでいいというもの。
※石田・酒井はお互いのサインは知らない。

ここからが欣也さんを悩ませる。
まず石田さんが支持したサインは、
手で顔を触り酒井さんの「手」を知らせてもらう。
「グー」

「チョキ」

「パー」

一方酒井さんが落とし込んだサインは、
足じゃんけんで相手に勝てる「手」を教えてもらうというもの。

ここで毒蝮・酒井さんはもう一つのサインを使った。
それは「最初から後ろを向け……」
背筋が寒くなった方も多いのではないだろうか。
欣也さんもこの表情。酒井さんは半分影で顔が隠れて、
悪代官のそれ。

つまり「石田にサインを見えなくする作戦。
    自分のサインは足なので、確認が出来る」
容赦のない策略・まさにマムシ武将。

この勝負あった…と、思いきや!
試合開始直後。欣也さんは思わぬ行動に出た。

体をねじり出したのだ。
そう石田には顔をむけてサインを伝えたい!酒井には後ろを向けと指示されている。
さらに足じゃんけん。
義の男・欣也が選んだ道は「全部する」ということであった。
なんという律儀な男であろうか!
その判断で両者どちらにも伝わらず、思わぬ泥試合になってしまった。あっぱれ!

そして迎えた3回目は最終戦。
テーマは買収。サイン仕込み+欣也さんをお金で買収出来る。
またお互いには聞こえないように、こっそりサインを伝える。

石田さんは300円。

酒井さんはなんと1500円!

圧倒的な金額の差により、石田さんをひねりつぶすのか。
しかも酒井さんのサインはさっきの足じゃんけんに加えて、
「石田さんにウソのサインを教えろ」と、欣也さんに伝えた。
サインの中に毒をもったのだ!あわやこれまで石田さんが丸呑みにされておしまいか。

無情にもカウントがなされる。
もう石田さんが虫の息である。ああ。

古藤「2…」

古藤「1…」

古藤「ゼロ!ああっ!」
なんと直前で石田さんが手札を変えたのだ!
いったい何が起こったのだろうか!?
石田さんは財力で圧倒的に不利!
しかも、欣也さんからはウソのサインも
飛んでくる。なぜそんな中なぜ勝てたのか。

少し時間を巻き戻すと、
あのとき、欣也さんに送ったサインは「何も教えなくていい」
んん!?どういうことだ。
「何も教えなくていい。サインなんかいらない」と伝えた。
勝負を放り出したのか!?それともたまたま勝ったのか!?

いや石田さんの策略はこうだ。
『制限時間ぎりぎりで別の手をだす』

①欣也から酒井にはきっと正確なサインが送られる。
②つまり酒井が勝ち続ける状態がキープされる。
③直前まで勝せておいて、最後に変える。

そう!石田さんは欣也さんを捨てたのだった。
なんという奇襲!
お金多くもらっている酒井さんの味方をしたかったけど、
どうにもならなかったと、反省会。

またどこかで欣也じゃんけんに会いたいです。
それでは放送をお楽しみに!