2018年5月27日日曜日

「西垣を引き留める旅」

西垣です。

「西垣を引き留める旅」をご覧いただきありがとうございます。
僕も見終わりました。
なんか、ふー、終わったんだなと思いました。
当たり前ですけど。

大学の頃から舞台を観ていたヨーロッパ企画に入って、
カメラも持ったことのない僕がディレクターをさせてもらって、
手探りで番組をはじめて、、、と、思い出をあげればきりがないです。

今では関東圏でも放送されている暗い旅ですが、
8年前は影も形もありませんでした。

第1回収録の会議で、上田さんが
「裏を見ていく旅」を提案したとき、僕は正直ピンときていませんでした。
裏を予想して見る、という行為の何が面白いのか、分かってなかったのです。
だけど、撮影している最中に、それこそ手探りで、
ん…?これは…なるほど、おー、おー!と、
面白くなってきました。

自分が面白いと思うこと(ほんの断片でも)を、磨いて膨らませていくこと、
何かひっかかったときは、掴んで離さないこと!
これはヨーロッパ企画の、暗い旅の、息遣いです。
ひっかかりをモコモコ膨らませて、企画にしていくことが、かっこいいんだ、と教わりました。(ヨーロッパ企画の先輩たちが、そんなこと教えたかどうかは別にして)

今まで、ほんとにお世話になりました。

上田さんには、本の書き方を、
諏訪さんには、美意識と品を、
土佐さんには、踏ん張る男気を、
永野さんには、狂気的にこだわり抜く勇気を、
石田さんには、まわりが見えなくなるくらい楽しむ心を
酒井さんには、没頭して貫き通す意志を、
↑まわりが見えないとか、没頭とかすごい2人がMCですね。
本多さんには、努力を隠すというオシャレさを、
角田さんには、ひょうひょうとした軽快さを、
西村さんには、肩の力を抜いて楽しむことを、
黒木さんには、男はどう生きるべきかを、
大歳さん、仲良くしてくれてありがとう。
あと、鍋ちゃんが加わってこころ強かった!
甲斐くん、ポータル楽しみにしてます。
新スタッフのみなさまの活躍も期待してます。

視聴者の方、
毎週毎週あきずに見てくださってありがとうございます!
ツイートで「なんども繰り返し見てる」「ここツボ」などと書いてくれていて、
しかもその部分が、僕もその旅の一番のお気に入りだったりして、
思いが全部伝わってる親友みたいな(おこがましいですけど)感覚でした。
遠く離れても、友達のままでいてください、
太ったタヌキを見かけたら
あいつどうしてるかな、とふと思い出してやってください。

それではみなさん、中川さん、ありがとうございました!
写真は、いつぞやの編集画面。一目で暗い旅が変な番組だと分かる。