2017年9月24日日曜日

♯159「洛星中学に『曲がれ!スプーン』を見に行く旅」放送後記 tvkでは「大歳倫弘の20のショックの旅」

西垣です。
さてさて、いきなりお知らせですが、暗い旅の特別編がオンエア情報です。
「室内トロンプルイユコンテストの旅」

・KBS京都 9/28(木)25時〜
・TSSテレビ新広島 10/9(月)深夜放送予定
・tvkテレビ神奈川 10/12(木)23時〜
・EBCテレビ愛媛 10/28(土)25時25分〜

ヨーロッパ企画の本公演は「出てこようとしているトロンプルイユ」
というタイトルのだまし絵を扱ったコメディです。
今回の暗い旅は、
部屋の中にファンタジックなだまし絵をつくるというコンテストです。
この番組が、役者のワークショップ的なことにもなっているのでしょうか。
だまし絵と役者の身体や、だまし絵と発話、だまされ方など、
そんな難しいことを考えているのか、本公演に影響があるのかわかりませんが、必死に室内にだまし絵をこさえています!
振り返ってみると、
「ドローンドラマを撮る旅」は「来てけつかるべき新世界」
「絶対においていってはいけない旅」は「ロベルトの操縦の旅」
などと、暗い旅も本公演の企画とリンクしたりしております。

さて、もう来週9月30日にはヨーロッパ企画のプレビュー公演があります。
その舞台直前に洛星中学に曲がれ!スプーンを見に行きました。

舞台に上がれば、年齢、キャリア関係なく、1人の役者です。
しかも中学生たちは、700人もの前で堂々たるお芝居をみせてくれました。
黒子を使って浮遊感を演出。

本来2時間ほどある劇を45分にぎゅっと濃縮!
しかも分かりやすく、映像で説明したり、

酒井さんの役を見事に削り、

大きな歓声と拍手の中、終演しました。
こんな劇づいている一方で、
tvkでは「大歳倫弘の20のショックの旅」でしたね。
オカルト好きな作家・大歳が、20個ショッキングなことを言う、
というそれだけの旅です。
劇を観に行く暗い旅、だまし絵を作る暗い旅、ショックを聞く暗い旅
さまざまなフレーバーを楽しんもらえたらと思います。
さらに、暗い旅ポータルというのもあるんですよ!
1分くらいの動画でぜひ検索してみてください。

2017年9月10日日曜日

♯158「かせきさいだぁMVアワードの旅」放送後記 tvkでは「魔球ムービーアワードの旅」

西垣です。

KBS暗い旅では、かせきさいだぁMVアワードの旅
tvk暗い旅では、魔球ムービーアワードの旅

と期せずしてムービーアワードが重なりました。
こちらの写真は、黒木さんが勝手に映像を紹介をしたところ。
カウントダウンTVに出ている気分になったらしい。


この日の撮影は和気あいあいと、しかし、出演者は、
互いの作品を意識しながらの収録となりました。

こういうコンテスト系は、順番が気になるようで、
スタッフが順番が発表されると、あぁ、なるほど俺のが一番っぽい作品ね。
と、おのおの思いがあるようです。
本当はそこまで無いんですけど。

黒木さんは遊びごごろたっぷりの作品で、
別の黒木作品に出ているキャラクターもたびたび登場します。


こちらはおそらく、日来間 路手貴(ひくるまろてたか)。
角田さん演じるびっくりマンシール好きのキャラクター。
昨年のヨーロッパ企画のカウントダウンイベントに登場しました。

この中に、ある黒木映画にはかかせないキャラがいます。
超コアな黒木映画好きの方ならお分かりになるはず・・・。


↑ようこそ!龍虎町へ、の永野崎です。
話は少し深いところにいきますが、
暗い旅DVDの第三弾にも収録されている「ボードゲームを開発する旅」の

こちらの彼です。ボードゲームであろうが、
映画だろうがラジオドラマだろうが、MVだろうが、
メディアをミックスしまくるのが黒木映画の醍醐味ですね。
ちなみにこの酒井さん演じるキャラわかりますかね?

ある酒井さんが出演する企画のキャラとリンクしているそうです。
 今後数カ月の酒井さんを追っていると、あ!となるらしい。
こんなかつてない作品の楽しみ方ができる黒木映画乞うご期待です。

2017年9月2日土曜日

作家もこそっと書くブログ10 リアルツッコマニアは、もっといける!

上田です、tvkをご覧になった方向けの記事ですねこれは。

先ほど放送されたのは
「リアルツッコマニアで金丸の調子を整える旅」でした。

ツッコマニアというのは、これのこと。
我々ヨーロッパ企画が、数年前に世にはなった
渾身のiPhoneアプリで。
画面上のボケに、タッチしてツッコむという。

これは画期的なインターフェイスだ!と思っていたんですけど。
売れなさも画期的で。

しおたれておりましたら、数年後、ゲーム実況者の人たちが
これを取り沙汰してくれまして。
そしたらゲームの売れ行きの数百倍の人たちの目に触れたという。

そんな、我々にとっては、ある複雑な思いもはらんだ、
まあけど人目に触れないよりはよかったね、という
スマッシュヒット(売れ行きには関係ないけど)コンテンツなんです。
世代やクラスタによっては、これでヨーロッパ企画を知っている
(これでしか知らない)方々もいらっしゃるくらいで。

それの「リアル版」(つまり、役者が目の前で演じる版)を、
金丸くんに遊んでもらおう、という旅でした。
それで、公演前の金丸くんの調子を整えよう、という。

すると、調子を整えるどころか、完全体の金丸がやってきて。
お手本であるはずの酒井くんを凌駕する好ツッコミで、
役者陣をびっしゃびしゃのハチの巣にしてくれました。

いやあ面白かったです。
いい旅ですねこれは。安定感あるし。
酒井くんは、すこし霞んでしまいましたけど。

実はこの「リアルツッコマニア」、たびたび会議に上がる企画でして。

とくに「長回しリアルツッコマニア」を、いつかやろうよ!って
打ち合わせでは、ずいぶん前から言ってます。

それは、20分ぶんくらいのステージを用意して。
繰り出され続けるボケを、酒井くん、もしくは金丸くんが、
シューティングゲームみたいにツッコみつつ進む、っていう旅です。
トロッコに乗って進むお化け屋敷みたいな感じですね。
あれでリアルツッコマニアを長回しでやるっていう。

すごい面白そうなんですけど。
なにしろまあ、「仕込み」がタイヘンそうで。
20分ぶんの劇を、書いてリハーサルする、ようなもんですからね。
なので、「時間のあるときに、必ずやろう!」となったまま、
うっかりやらないでいる企画、でもあります。

でもこれは、いつかやります。
「笑ってはいけない」とか「キス我慢」みたいな。
ああいう、長丁場の耐久のやつって、
作るの大変そうですけど、やっぱり見ごたえありますし。
あんなの、暗い旅でもやれたらいいなあ、と。

ついでに。
「ツッコマニア」自体も、まだまだ世に出てもらいたいですね。
一応「ツッコマニア2(スポーツ編)」もリリースしたんですけど。
相変わらず、なんでやねんなセールスでして。
けどこれ、遊んだら面白いし、評判もいいですから。

もし、まだDLしてないけど気になる、っていう方は、
おためしに、
http://www.europe-studio.net/gamemovie/gamemovie.htm
の、「君こそ酒井だ」を、プレイしてみてください。
「ツッコマニア」の原型である、フラッシュゲームです。

ついでに「電流イライラ酒」も、おススメです。
いちど暗い旅でもプレイしましたけど。
これもいつか、iPhoneアプリにしたいですねえ。

そんなわけで。
ぜんぜん本編の裏話とか、書きませんでしたが。
リアルツッコマニアで金丸の調子を整える旅」を経て、
またもや夢が膨らむ、暗い旅(とヨーロッパ企画)でした。