初夏の夕暮れ。
部活終わり、あの子と自転車で帰った河川敷で、
蚊柱に襲われたことは、ありませんか?
いい雰囲気になりたいのに、自分の頭の上に蚊柱が立ったり、
またまた、あの子にうつったり。
早朝ジョギングしていたあの朝。
きらきら走っていると、蚊柱が口の中に入ってきたことはないですか?
かわしながら、走って変なひとに思われたりとか?
そんなノスタルジーな思いをひっさげて、
今回は自ら蚊柱を立て、蚊柱少年になろう!というのが今回の企画です。
の、はずが。
なぜか手には、わたがし。
その前に行われた、ふわふわファンタジーに包まれた、
西村プロディース『かわいいエチュード』をお送りします。
※テレビでは早送りになってしまいました。
石田「僕の名前は綿菓子わたお!友達が欲しいなぁ」
物語の主人公はわたお、ぼんやりとした顔をしている。
石田「でも鼻が大きくてイジメられてばっかりなんだ」
確かに、ちょっぴり鼻が大きいけど。気にするなよ、わたお。
そこにやってきたのは、
酒井「わしはわたがし博士じゃ!」
石田「博士」
博士がわたおに、何の用なのでしょう?
酒井「わしが作った友達マシーンで仲間を呼んでみよう!」
博士は発明で、わたおの夢を叶えて
くれるのです。
そしてやってきたのは…
黒木「綿菓子伯爵じゃ!」
わたおとは、少し年が離れているけど、
石田「伯爵!」
わたおは、大喜び。
黒木「どうだね、バーボンでも飲むかね?」
ちょっと大人の提案をする伯爵であった。
酒井「わしたちは、わたがしだから飲んだら
溶けちゃうぞ」
一同「はははははっ!」
酒井「めでたしめでたし」
と、平和に物語が終わりました。
しかし、めでたしめでたしと終わったにも、
かかわらず、変なやつがやってきました。
一人?二人?
欣也「遅れちゃうよ、遅れちゃうよ!ドーン!」
突然やってきた、登場人物と設定。
かろうじて伯爵が口をひらいた。
黒木「なんだ、こいつは?」
ここから、物語は急速に潤いをうしないます。
欣也「物語に混ぜてよ」
いくら、のびた君が仲間外れになっても
こんなことは言いません。言ってはいけません。
石田「どういうこと?」
欣也「説明に時間をかけていい?」
と言ったところで終劇。強制終了。
誰が悪いわけじゃない、確かに全員悪人だけど、最後のやつは極悪でした。
時がたち、つわものどもが夢のあと。
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