2017年8月13日日曜日

♯156「蚊柱少年になる旅」放送後記。

西垣です。

初夏の夕暮れ。
部活終わり、あの子と自転車で帰った河川敷で、
蚊柱に襲われたことは、ありませんか?
いい雰囲気になりたいのに、自分の頭の上に蚊柱が立ったり、
またまた、あの子にうつったり。

早朝ジョギングしていたあの朝。
きらきら走っていると、蚊柱が口の中に入ってきたことはないですか?
かわしながら、走って変なひとに思われたりとか?

そんなノスタルジーな思いをひっさげて、
今回は自ら蚊柱を立て、蚊柱少年になろう!というのが今回の企画です。
の、はずが。

なぜか手には、わたがし。

そう、蚊柱はもう目の前、ロケーションも抜群!
その前に行われた、ふわふわファンタジーに包まれた、
西村プロディース『かわいいエチュード』をお送りします。
※テレビでは早送りになってしまいました。


石田「僕の名前は綿菓子わたお!友達が欲しいなぁ」
物語の主人公はわたお、ぼんやりとした顔をしている。
石田「でも鼻が大きくてイジメられてばっかりなんだ」
確かに、ちょっぴり鼻が大きいけど。気にするなよ、わたお。
そこにやってきたのは、



酒井「わしはわたがし博士じゃ!」
石田「博士」
博士がわたおに、何の用なのでしょう?

酒井「わしが作った友達マシーンで仲間を呼んでみよう!」
博士は発明で、わたおの夢を叶えて
くれるのです。

そしてやってきたのは…


黒木「綿菓子伯爵じゃ!」
わたおとは、少し年が離れているけど、
石田「伯爵!」
わたおは、大喜び。


黒木「どうだね、バーボンでも飲むかね?」
ちょっと大人の提案をする伯爵であった。
酒井「わしたちは、わたがしだから飲んだら
   溶けちゃうぞ」
一同「はははははっ!」
酒井「めでたしめでたし」
と、平和に物語が終わりました。

しかし、めでたしめでたしと終わったにも、
かかわらず、変なやつがやってきました。


一人?二人?

欣也「遅れちゃうよ、遅れちゃうよ!ドーン!」
突然やってきた、登場人物と設定。
かろうじて伯爵が口をひらいた。

黒木「なんだ、こいつは?」
ここから、物語は急速に潤いをうしないます。


欣也「物語に混ぜてよ」
いくら、のびた君が仲間外れになっても
こんなことは言いません。言ってはいけません。
石田「どういうこと?」
欣也「説明に時間をかけていい?」
と言ったところで終劇。強制終了。
誰が悪いわけじゃない、確かに全員悪人だけど、最後のやつは極悪でした。


時がたち、つわものどもが夢のあと。














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