今回の主役はこいつです。
「トリプルムービングボール」。
これだけで、番組をやってしまおうという目論見です。
ツイッターなどをのぞかせてもらうと、
これで番組ができるの!?とかこれで持つのか?
なんて意見を見ます。
それってなんか暗い旅らしい体験を共有できているなと思いました。
ほんとは番組は、その内容で中身でお笑いが起こったり、
泣いたり悲しんだり、内容を楽しむものです。
だけど、その外側、これって番組になるの!?って大変へんてこりんな、
楽しみ方だなとほくそ笑んでます。
で、こちらが数年前に僕が書いた「ワンナイト100円フィーバーの旅」のEPG(番組情報)を見てみますと、
『100円均一で買った、おもちゃひとつだけで番組をお送りするという挑戦回!ゲストも西村直子だけ!いわゆる「谷」の回…。「本当に今回大丈夫?」「これで番組になるの?」などという不安をふりきって、今こそ日常に潜むエンターテイメントに目を向け、魂を遠くに飛ばそうではないか!今夜!100均円均一のおもちゃひとつだけで、ワンナイト遊べることを証明します! 』
いやー何を言ってるのか、わかんないですね汗。
『挑戦』って何に誰に誰の挑戦なのか、
『今こそ日常に潜むエンターテイメントに目を向け、魂を遠くに飛ばそうではないか!』
ここに関しては、この回が不安なことを悟られないように、
大きいことを言って煙に巻く戦法をしています。
今回の「ワンナイト100円フィーバー2の旅」のEPGは、
鍋ちゃんが作ってくれました。
『100円均一のおもちゃを30分全力で遊びきるという「ワンナイト100円
『果たして選んだ100円おもちゃで盛り上がれるのか!?』
いや知らん!「果たして」と「100円おもちゃ」の言葉のギャップがすごいです。
スタッフの番組情報が大きいことを言い出したらその回はやっていることが地味なことが多いです。
こちらのEPGは、もうなんか僕も自信ある感じで書いてますね。
#54「クイズ!黒木の旅」(1月23日放送)
「この番組の放送時間をすべて、名物男の黒木正浩に託してみる、という挑戦企画。そこで黒木がプロデュースしたのは『男の中の男』を決めるクイズ番組。「男の俳句クイズ」「男の愛用品クイズ」「男の憧れクイズ」など変なクイズばかり。だけど、このクイズ番組、はっきり言って面白いです!」
面白いと言い切ってますからね。
でも、これなんかはひどいですね↓
#162「口パクを気づかれない旅」(11月4日放送)
「今夜は口パクを使った渾身?の企画。録音した音声を使って会話に口パクをまぎれさせ、気づかれないようにする旅。メンバー内でテストをしてみると「音声が流れてるにも関わらず話してしまう」「操作ミスで音声が流れない」そんな珍ミスを乗り越えいざ本番。ニセ企画で呼びだした木下出さんに口パクドッキリを仕掛ける。デジタルとアナログの融合が起こす奇跡の瞬間を見逃すな!」
デジタルとアナログの融合が起こす奇跡の瞬間を見逃すな!
この最後の一行は全然いらないですし、こんな内容でもなかったです。
今後とも、閉塞感ただよう現代社会で、新しいエンターテイメントを探索し、
人間が人間たる所以を見つめ直し、生きるとは一体なんなのか!?
技術がますます進歩をとげる一方で、今こそこの手に自由と笑いを取り戻す、
そんな暗い旅をその目に焼き付けろ!
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