西垣です。
「チェスをかじる旅」が新作放送されました。
もうこれしかない!これだけでいく!
というのを我々は「谷回」と呼んでいます。
普段の放送回が登山のようなものだとすれば、
谷の深いところに、突入する、闇の深淵をのぞくようなのが「谷回」です。
このチェスのオープニング部分の台本をのぞいてみますと、
このト書きの一文がなんとも「谷」らしい始まりです。
情感たっぷりですね。
で、今回のはじまりでいえば、
酒井さんが一人。
旅の地図である、台本がいきなり役に立たなくなってしまいました。
とりあえず旅は道連れと諏訪さんを早速呼び込みます。
石田・酒井の両MCは不安になってくると、すぐゲストを呼び込みます。
先に「谷」に行っているので、ずるっとゲストの足を引っ張る。
何も聞かされずに始まった「チェスをかじる旅」
不安に襲われた諏訪さんは、まゆげが「ハ」の字になっているし、
何か言いたげな酒井さんは、口が「へ」の字に曲がってしまってます、
顔を文字をひっつけて、企画が始まりました。
遅刻した石田さん。
起きたら「谷」だった珍しいパターンですね。
「頭をかかえる」という言葉のお手本のよう。
谷で待ち受ける盗賊・金丸くん。
入り時間の不満をぶつけてきやがる。
谷に巣食う怪人・欣也さん。
ここに来るまでに、とんでもない旅路に出ていたらしい。
怪人との対決は、国際試合なような緊張感。
そんな緊張感は一瞬で吹き飛び、
パラシュートで酒井さんは次の仕事へ。
もう谷はイヤだと思いながらも、一路は、
その荒涼感や、何もないなかでお互いを認め合う旅は、
いいものかもしれません。
♯165だからこそ潜れた旅先だったように思います。
ちなみこれは想定の台本。
全然ちがうゴールになるのも醍醐味でないでしょうか。
おしまい。
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