2017年10月15日日曜日

作家もこそっと書くブログ11 授賞式から半年。

ご無沙汰してしまっていてすみません、上田です。
tvkでは「授賞式で寸劇を披露する旅」が放送されましたね。


晴れがましい旅でした。
受賞のことも嬉し晴れがましいですし、
あと暗い旅に初めて僕が出た、という晴れがましさもあり。

そのあたりのことは、以前、KBSでの放送時に書きました
「作家もこそっと書くブログ4 ドキュメンタリー回」
の記事をご覧ください。
今回の旅のことは、ここにすでに書いてますので。

そして、こちらのもっと暗い旅を見ていただけますと、
寸劇の全貌もご覧になれます。
途中の場面転換が、もごもごしてて汚いですね。
演出家として、猛省すべきところです。

…追記すべきことが特に思い当たりませんで、
僕が2回ほどこのブログを書き損じてしまったことの
言い訳って言いますか、近況報告って言いますか、
新作本公演のお知らせって言いますか、
そういうことを書きますね。

そうなんです、今はヨーロッパ企画的には、
新作本公演「出てこようとしてるトロンプルイユ」の、
ツアー真っただ中でして。
http://www.europe-kikaku.com/projects/e36/

今回、「授賞式で寸劇を披露する旅」で取り沙汰されていた
「来てけつかるべき新世界」の次作となる、
今度は1930年代のパリを舞台にした、「だまし絵コメディ」です。

受賞できた晴れがましさを胸に、
その次作にふさわしい感じのやつを、という気分で作りました。
「~新世界」が、賑やかで愉しい幕の内弁当だとしたら、
「~トロンプルイユ」は、「たこめし」みたいなことになってます。
一癖あるということですね。

稽古と公演準備はいつになく大変でした。
このブログを2回スルーしてしまうのも
むべなるかな、というような。猛省しています。

おかげさまでどうにか本番を迎えられ、
そして今もその高知公演の本番前で、
楽屋で役者たちが髭をそっている音を聴きながら
これを書いているという状況です。

まわりの写真を撮ってみました。





こんなことです。鏡前にくぎ付けです。
みんな芝居で飯をくう目つきになっていまして、
そんな本番前の、演出家の構われなさったらありません。
おかげで誰に憚ることなく、ゆったりこのブログを書けてます。

ということで、寸劇を披露した半年後の今も、
元気に演劇をやってますぞ、というご報告でした。
そして劇の合間を縫いながら、暗い旅の新作も撮影してまして。
もうじきtvkとKBSで、新作が同時に放送されることになりそうです。
そうなると盛り上がりそうですよね。

0 件のコメント:

コメントを投稿